【閉店・閉鎖】アーティストグッズ通販

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邦楽アルバム・ベスト100

2010年代

「ミュージック・マガジン」が選んだ2010年代の邦楽アルバム名盤ベスト100です。

<出典>
ミュージック・マガジン 2015年 8月号

順位 タイトル、アーティスト、発売年
ナマで踊ろう
坂本慎太郎

2014年
にじみ
二階堂和美

2011年
THE PIER
くるり

2014年
幻とのつきあい方
坂本慎太郎

2011年
My Lost City
cero

2012年
lost decade
tofubeats

2013年
Destiny
JINTANA&EMERALDS

2014年
ポート・エントロピー
トクマルシューゴ

2010年
森は生きている
グッド・ナイト

2014年
10 リトルメロディ
七尾旅人

2012年

2000年代

「ミュージック・マガジン」が選んだ2000年代(ゼロ年代)の邦楽アルバム名盤ベスト100です。

<出典>
ミュージック・マガジン 2010年 7月号

順位 タイトル、アーティスト、発売年
空洞です
ゆらゆら帝国

2007年
Sensuous
コーネリアス

2006年
POINT
コーネリアス

2001年
ヘイト船長とラヴ航海士
鈴木慶一

2008年
フライング・ソーサー
ハリー細野&ザ・ワールド・シャイネス

2007年
レッド・カーブ
レイ・ハラカミ

2001年
ハイファイ新書
相対性理論

2009年
さ・え・ら ジャポン
ピチカート・ファイヴ

2001年
GAME
Perfume

2008年
10 LOVEBEAT
砂原良徳

2001年




関連記事

「ZOZOTOWN」(ゾゾタウン)

2010年6月2日、エコノミスト

兜町記者の注目企業

市場ウオッチ歴25年の現役記者が、日々の取材のなかから「成長セクターで、独自技術を持ち、魅力的な社長が経営する企業」を選んで紹介します。

和島英樹(わじま ひでき)

ラジオNIKKEIの東証兜記者倶楽部キャップ。毎週金曜日の担当番組『ウィークエンド・ストック』やセミナーなどで中長期の成長を期待できる注目企業を紹介、個人投資家からの信頼も厚い。CFTe検定テクニカルアナリスト

アパレル専門ECサイト/スタートトゥデイ

3092/マザーズ

社長 前澤 友作

【本 社】千葉市美浜区中瀬2-6 ワールドビジネスガーデン・マリブウエスト16F

【事業内容】ECストア企画開発(65%)、ECストア運営管理(33%)、その他(2%)

【設 立】1998年5月

【株式上場】2007年12月

【資本金】13億5708万円(2009年12月末)

通販サイト内製で成長

アパレルEC企業の筆頭

スタートトゥデイ(3092、マザーズ)はアパレル専門のインターネット通販(EC)サイト「ZOZOTOWN」(ゾゾタウン)を運営する企業である。サイト名は「想像・創造」をかけ合わせた造語で、「想像・創造の行き交う街」を意味する。

2004年の開設以来、着々と拡大して現在は1000を超すブランドを扱い、新着アイテムも毎日2000前後、常時約5万点という日本国内最大級の品揃えを武器に急成長している。顧客層は平均29歳で男女ほぼ同数。2010年3月末現在の会員数は200万人を超えており、1年に1回以上購入するアクティブ会員も80万人に達する。

ゾゾタウンでは高級ブランドも多数扱っている。従来、アパレル業界では高級ブランドのアイテムは商品イメージを重視した戦略から自社店舗のみの扱いが主流で、ネット通販を行わない企業が多かった。しかし、スタートトゥデイが地道に築き上げてきた業界での信頼関係により、高級ブランドのラインアップに成功した。

事業の特徴は、システム・デザインの作成と運用、物流などEC運営に関わることほぼすべてを自社で行うこと。いずれも外部委託が一般的で、全く異なる業務を自社で一括して行うことはリスクが高そうだが、スタートトゥデイではシステムの内製化により売れ筋やさまざまな情報をただちに把握でき、必要な改善にもすみやかに着手できるなどの効果が生まれている。

「売り上げの推移が読みにくい企業の場合は変動費の増加要因になるかもしれないが、スタートトゥデイのように中期の企業成長が見込める会社にとってはコスト低減に効果的だ」(前澤社長)という。ちなみに、当初の設計プログラミングも前澤社長自らがシステムを勉強して開発したというから驚きだ。

物流も内製化していることから、従業員の半数近くが物流センター「ゾゾベース」で物流業務を行っている。朝までの注文の場合、東京都内であれば注文翌日には商品が顧客の手元に届くという。従業員にとっては好きなアパレル商品を扱うため、採寸、たたみ方、写真の撮り方など、基本的な取り扱いが自然とわかるのだ。

アパレルのEC事業ではスタートトゥデイがすでに大きく先行し、他社にとって追随は容易ではない。ECのみで展開するアパレル専門サイトでブランドを1000以上扱う企業はスタートトゥデイのみであり、顧客数の規模と両方の強みを備えるのはスタートトゥデイだけだ。「しいて競合を挙げるなら弊社同様に物流を自社で持つ米アマゾン・ドットコム」(前澤社長)との言葉にも自信がのぞく。

目標取扱高1000億円

連結営業利益は2008年3月期が17億6400万円だったが、2009年3月期に22億100万円、2010年3月期は32億3600万円と業績は飛躍的に拡大し、2011月3月期は46億円を計画する。2010年3月の商品取扱高は39億5800万円で、2009年3月比約2・2倍。月次ベースでも大幅増となっている。2010年3月期の年間取扱高は370億円。中期目標として数年内での1000億円達成を掲げる。

2009年4月から1年間無料サービスしていた送料は、2010年4月から1万円未満の購入については従来の通り有料化した。ただし、取材時点の4月20日まで無料サービス終了の影響は出ていないとしている。

株価は業績好調を背景に、上場来の高値圏(分割権利落ちを考慮)で推移。ゾゾタウンの好調のほか、新規事業であるメーカーEC支援事業の業績寄与を期待する向きもある。これはゾゾタウンのシステムや物流インフラなどを活用して、アパレルメーカーが独自に運営するネット通販サイトの関連業務を支援する事業だ。スタートトゥデイにとってはBtoB(法人間取引)領域でのビジネスの端緒となり、収益モデルの多角化も期待される。

欧州系の外資系証券担当者への聞き取りでは、「消費者、ファッション企業の認知度が着実に高まっており、会員数の増加が見込めるほか、メーカーEC支援事業の業績貢献の本格化にも期待したい」との話が挙がった。

経営課題は人材の育成だ。急拡大している企業の成長スピードに、人材の育成が追いつかない懸念があると、会社側も認識している。国内証券では「中期的な成長に向けた先行投資などの実施で、一時的に足踏みする可能性もある」との指摘もあった。どのように克服するか注目しよう。

経営者インタビュー

前澤 友作(まえざわ・ゆうさく)

1994年、早稲田実業学校高等部卒業。在学中に結成したバンドで2000年にメジャーデビュー。1995年から輸入CD・レコードのカタログ販売も手がけ、1998年に有限会社スタートトゥデイ設立。2000年4月、株式会社に改組、代表取締役に就任。

創業時より自ら内製化にチャレンジ

―― 創業の経緯は。

■もともと、音楽CDやレコードなどのカタログ販売を個人的に行っていた。有限会社を設立後、インターネットの普及に対応してECサイトを立ち上げてみると、経費をかけずに利益を出せるようになった。音楽のプロとして活動していたが、洋服も好きだったので、ECでアパレル商材の取り扱いを開始した。もともと、他人と同じことをするのが嫌な性格で、チャレンジしてみたという側面もある。

―― 当初の業績は。

■2000年に立ち上げたアパレルECだったが、3年ほど営業に苦労した。私が売りたいと思っていたブランドの企業へ営業したものの、ネット通販に対する理解がなかなか得られなかった。結局、3ブランドでスタートしてから徐々に増加し、現在は1000ものブランドを扱うようになった。最近は、ブランド企業側からの売り込みもあるが、いまだにスタートトゥデイからの誘いを「いやだ」と断る企業もある(笑)。

―― ECシステム、物流を内製化している。

■初めはプログラムの本を買ってきて、自分で勉強してサイトを作った。内製化した方がコストはかからない。ECサイトは、改善したい個所が日々出てくるが、外部委託すると機動的な修正がきかない。物流を自前で行えば流行などをただちに把握することができる。洋服好きな社員たちなので商品を大切に扱ってくれるし、物流センターに集積する現物に触れることが商品目利きの勉強になる。

―― 中期的計画は。

■早期に取扱高1000億円、経常利益100億円を達成したい。順調にいけば2年程度で可能と考える。新たな柱として、顧客企業のオフィシャルサイト構築や運営を支援する事業(EC支援事業)に注力する。

例えば、スタートトゥデイのサイトに出店している顧客企業が自社でもEC展開するにあたり、自社サイトで商品5個、スタートトゥデイのサイト用に5個の合計10個を準備していたとする。従来はこれら5個ずつを自社内とスタートトゥデイの2カ所に準備する必要があった。しかし、スタートトゥデイのEC支援は1カ所の物流拠点に10個の在庫を集積させ、いずれのサイトの販売にも10個の在庫有りとして対応する。欠品をなくし、機会損失を防止する。

今後の課題と考えるのは、企業の成長スピードに組織がついていけるかどうか。幸い、採用への応募は多く、人数的には充足している。もともとスタートトゥデイの顧客だったという方からの応募も多く、「あのブランドを扱うべきだ」「あれを仕入れてみたい」など目的意識がしっかりしており、こうした人たちは即戦力になっている。いまは他業種からの採用も行っているので、人材教育への対応をこれまでより強化する必要があると考えている。

注目のヒミツ

低価格競争が加速するアパレル業界

日本のアパレル市場では低価格化の流れが強まっている。不況下でユニクロ、しまむらなど、安価で手軽かつファッション性も備えた「ファストファッション」が話題を集めた。2008年のH&M、2009年のアバクロといった海外のファストファッションの日本上陸も注目された。

しかし、消費低迷と低価格化の影響で、日本のアパレル販売は全体では低迷が続く。経済産業省の「商業販売統計」によると、2009年の織物・衣服・身の回り品小売額は2008年比1.8%減の10兆282億円にとどまった。特に悪いのは百貨店。2008年比14%の大幅減と、アパレル小売りの足を引っ張る形となっている。

一方で、2009年末からは回復の兆候も見られる。アパレル・小物全体で2009年12月は2008年12月比3.5%増、2010年2月が2009年2月比8.4%増となっている。日本国内で景気底打ち感が出てきているのと連動しているようだが、手放しで喜べる数字ではない。天候不順にも見舞われた2009年2月は7%以上マイナスだったことを考えると、底打ちしたとは言うには早い。

アパレル業界にとって厳しい環境下で2ケタ成長を続けているスタートトゥデイの実績は驚異的といえるだろう。EC特化がスタートトゥデイの大きな特徴だが、ネットというチャンネルだけが差を生み出しているわけではない。スタートトゥデイの比較対象となる同業者はマガシーク(3060)、スタイライフ(3037)などだが、マガシーク、スタイライフ両社とも2010年3月期は大幅な減益となる見通しだ。

独り勝ちといわれるユニクロも、天候不順で春物商戦のスタートは芳しくない。日本のアパレル販売の行方は先が読みづらく混沌としている。

起・業・人 Number 180 スタートトゥデイ社長~前澤友作(前沢友作)

2007年2月10日、週刊ダイヤモンド

前澤友作(まえざわ・ゆうさく)/31歳、千葉県出身。ミュージシャンとしてメジャーデビューも果たしたが、今は社長業一本。手にしているTシャツは、自らのデザイン。ZOZOの文字は社員全員の名前でできている。

「自分たちが欲しいもの」に特化 ネットの衣料通販で急成長

衣料のインターネット販売は、値引きを目玉にしているところが多い。ところが、インターネット上のショッピングタウン「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」では値引きはほとんどない。それでも倉庫に入ってから60日以内に9割以上の商品を売る。

「在庫回転数は年30回に達している」と、ゾゾタウンを運営するスタートトゥデイ社長の前澤友作は言う。衣料品業界のなかで収益率の高いしまむらでさえ10回転だから、脅威の回転数といえる。

「バイヤーが自分で着たいと思った服だけを集めているため、確実にお客の共感を得られる」

ネット上にセレクトショップは星の数ほど存在するが、ゾゾタウンに入っているショップは53店、「デビロック」などどれも固定ファンをつかんでいる人気店ばかりだ。

このなかには、有名セレクトショップのユナイテッドアローズも入っている。2005年に、ユナイテッドアローズの創業者で会長の重松理から、直接、前澤に対して申し出があった。

重松の心をも動かしたのは、ゾゾタウンのこだわりである。店舗はネット上とはいえ、それぞれの店がガラス張りやレンガづくりの店舗、水族館をイメージさせる内装など、決して手を抜いていないのである。

「リアルの店舗と同じように買い物してもらおうと、建築士に実際に図面を描いてもらい、それをCGに起こした。1店当たり100万円近くかかった」

一部の店を除き、ショップの店長はバイヤーであり、ショップから直接、ゾゾタウンが商品を仕入れている。ここが楽天市場などのショッピングモールとは異なる点だ。

「服も生鮮食品と同じ」と前澤が言い切るとおり、毎日500点以上の新商品がサイトにアップされ、多くの商品は当日すぐに売れてしまう。そして、購入の翌日にはお客の元に配送される。まさに生鮮食品並みのスピードが売りなのである。

バンドで培った感性 自分が欲しいと思う服を売る

前澤は経歴も異色である。早稲田実業高校時代にバンド活動にのめり込み、卒業後は半年間、米国に渡った。

帰国後、自分が買い付けたインディーズのCDを友だちに売り、手応えを感じた前澤は、1994年に千葉県の実家でインディーズCDの輸入販売を始めた。1995年には、バンド仲間を中心に2万部のカタログを刷って、カタログ販売にも乗り出した。

だが、新作が加わるほどにカタログが厚くなっていくというボトルネックに直面し、独学でネットの知識を学んだ。ネット販売に乗り出したのは2000年春のことである。

こうして浮かせたカタログ費用を充てたのが衣料品であり、ゾゾタウンの前身である。自分と音楽の趣味が合う人とは、ファッションでも趣味が合う。そして、なにより前澤が服にはこだわりを持っていた。

当初はバンド関係のショップから仕入れた程度で、肝心要のショップ開拓は進まなかった。前澤は、値引きをしないこと、返品をしないことを前面に出したが、アパレル業界で働いた経験もなく、コネもない。前澤の熱意はなかなかショップの元には届かなかった。

そこで発想を変えた。どうすれば、ゾゾタウンがより魅力的になるか。吟味のうえ導き出した結論が、サイトの高級感だった。店のデザインは専門の建築士に発注。商品を撮影するデジタルカメラや照明機器もプロ仕様のものだ。これがストリートファッション好きの若者の心をつかみ、売り上げが伸びていった。2006年度は流通高ベースの売り上げで念願の100億円に達する見込みだ。

仕入れの仕事は現場に移管 人材育成に軸足

意外に聞こえるかもしれないが、スタートトゥデイの本社は千葉・幕張にある。バイヤーの多くが本社近くに住み、連日のように、東京・原宿に情報収集に出かけている。

「都会に移転する気もない」と前澤は言う。マーケットから離れたところにいたほうが冷静な分析ができるというのだ。

自らの勢いで突き進んだ創業期を経て、今、前澤が強く意識しているのは、組織のトップとしての役割だ。バンド活動から離れているのはもちろん、創業時から行なってきた仕入れも、「バイヤーの感性を利用したほうが、よりいい商品が集まる」と、完全に任せるようにしている。バイヤーの育成のためだ。

その方法もユニークだ。入社後1年間は倉庫で商品管理を行なうのである。

「倉庫には14万着もの服がある。毎日見ていれば、服を見る目も養われる」

ゼロから始めたゾゾタウンも現在の会員数はIDベースで40万人となった。「会員数よりも、会員の楽しみを増やしたい」と、2006年秋から「ゾゾレジデンス」として、ミクシィのようなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を開始した。まだ、1棟(3200室)のみだが、住人同士は服をテーマにした交流ができ、結果的にゾゾタウンでの滞留時間が長くなる。

店頭上場の準備も着々と進めている。「知名度を高めるのが目的。感性の高い人材にもっと来てもらい、さらに楽しい会社にしたい」。前澤の夢はゾゾタウンの成長とともにふくらむ。(敬称略)

わが社はこれで勝負!

ネット上の店舗は、専門の建築士に図面を描かせCG化してきた。ゾゾタウンには、水族館をイメージした店舗など個性的な店舗が集結。これが消費者のみならず、ショップ集めにつながっている

「起・業・人」の連載をまとめた『10年後の大企業~この社長に投資しろ!』(ダイヤモンド社刊)が好評発売中!

前澤友作さん 「夢ある商品探し」演出

2011年6月3日、読売新聞

スタートトゥデイ

インターネットで日本国内最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」は、1550以上のブランド、約250のショップの商品を取り扱う。運営するスタートトゥデイ(千葉市)社長の前澤友作さん(35)は、現場の仕事が好きだ。

年始などのセール時には千葉県習志野市にある自社の物流センターに顔を出し、商品の梱包(こんぽう)や発送の作業に汗を流す。「商品の伝票を見ていると顧客の顔が思わず目に浮かび、仕事にも力が入る」。商品の受け入れから検品・採寸、撮影、梱包・発送まですべて自社で手掛けている。

社員の平均年齢は27・7歳と若い。社長室をなくし、オフィスでは社員と向き合って自分の机を並べる。

ただ、出社後、社長席に座っていることはほとんどない。電子メールや、はやりの電子端末もほとんど使わない。若い社員に声を掛け、来社した取引先の対応や社内の企画会議などを慌ただしくこなす。人と直接会って話をした方が物事は進むし、アイデアも生まれる。「仕事は集中してやるのが大事」

ストリート系の洋服が好きだった。その延長でこのビジネスを始めたというように、「自然体で楽しみながら仕事をする」のが信条。地元の活性化を願い、会社がある幕張周辺に住む社員に月5万円支給する「幕張手当」を導入するなど、ユニークな福利厚生制度も取り入れている。

サイトでは、服の色柄や袖丈など細かく検索して好きな商品を探すことができ、最短で2日後には届く。会員数は約320万人。右肩上がりで急成長を続ける。

通販サイトに実店舗のようなにぎわいを作り出そうと、2010年11月、構成を一新。簡易ブログ「ツイッター」経由で商品についての利用者のコメント投稿を掲載したところ評判も上々だ。「世界中の人が楽しみながら買い物ができるような、夢のある通販サイトに育てていきたい」

月曜

8:00 起床

8:30 出社。月1回の全体朝礼

9:00 新規事業の企画会議

14:30 2012年春入社予定の新入社員採用面接の最終選考

17:00 外出、東京都内で会食

火曜

10:00 取材対応

14:00 社員の考課面談

17:00 帰宅

水曜

東京都内で打ち合わせ

木曜

10:00 来客対応

13:00 幹部陣との定例会議、各部署の案件の進展状況確認

18:00 中途入社社員との懇親会

金曜

9:00 出社

16:00 外出、東京都内で民放テレビ番組に出演

19:00 会社近くで会食

土曜(休み)

6:30 起床

8:00 千葉県内のゴルフ場に出かける。終日プレーを楽しむ

16:00 帰宅、気に入りの赤ワインを楽しむ

日曜(休み)

13:00 自宅で家族とくつろぐ

19:00 友人と会食

「命の水」でリラックス

ワインをたしなむのが趣味だ。数年前、フランス・ブルゴーニュ産の赤ワイン「ロマネコンティ」を口にして、深い味わいに衝撃を受けた。

以来、好きな銘柄や畑のワインの収集にのめり込んだ。現在3000本を超えるワインを自宅や倉庫に保管。帰宅後自宅で味わい、飲用後も空のボトルを大事にとっている。

月に数回程度、飲食店でワイン好きの経営者らとワイン会を開く。各自が気に入りのワインを1本持ち込み、飲み比べながら語り合う。「仕事のことを忘れてとてもリラックスできます」

いつか海外のワイナリーを訪ねるのが夢。ワインが多忙な生活を支える「命の水」になっているかのようだ。

まえざわ・ゆうさく

1975年千葉県生まれ。早稲田実業学校卒業後、バンド活動をしながら、1998年、輸入CD・レコードの通販を行う会社「スタートトゥデイ」(千葉市)を設立。2004年、「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を開設。2007年、スタートトゥデイは東証マザーズに上場。